鳥の巣箱

せまいところですが、ごゆっくり

『パターソン』をみて分かった労働をやめるたった一つの方法

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『パターソン』見て、「線路は続くよどこまでも」って童謡は

アメリカ横断鉄道を作ってた労働者の歌だったことを思い出しました。

昔、学習塾でそんなこと教わったなって

「労働は続くよどこまでも」って意味だったんね。

 

労働はなぜ苦しいか?

「働きたくない」

別に仕事内容が嫌なわけではないのに、すぐ仕事を辞めたくなってしまう。

私は社員になったことはないんですが、中学校くらいから学校から逃げ、高校からはバイト先から逃げ回る生活をしてきたように思います。

「バイトなんかしなきゃいいじゃん!」

って今は思うけど、

こんどは“社会人”からも“就職”からも逃げまどうそろそろアラサーの独身女子です

思うに、労働とか学校とかが嫌な理由って色々あるけど

 

逃げる自由がない

ことが理由ですね。これをトートロジーと言いますが。

よく転職の理由で挙げられる

「人間関係」は結局逃げる自由と、マンネリした限定空間の中に閉じ込めらているからこそ生まれる問題でしょう?

労働からの逃げ方

ブッチする。

 

簡単だけど、結局また新しいバイト先で同じことを繰り返す→

自分はなんてダメなんだ、と自己嫌悪に陥る→

自分に自信が持てなくなって、また組織にすがる→ ブッチ

 

このスパイラルから抜け出すにはどうしたら良いのでしょう?

「自分で仕事を作る」ことでしょう

さらには価値を売ることでしょう

 

結局人間売れるものって3つしかないのです

・肉体(時間)・スキル ・アイディア(価値)

経営層になる程、組織の「価値」側のことを担うようになりますが、この実現のためにはいわゆる“1万時間”が発生したりします

でも結局私たちの労働苦に関することが自分自信の側にこの「マネタイズ点」がないことに起因するので。

日常から自分の価値を生み出す

『パターソン』のすごいところは、なんでもない日常が輝いて見えること

主人公は毎日日が暮れる前には帰宅してるし、奥さんはカーテンに色つけたり、ご飯作ったりしてるだけなんだけどそこに「自分の仕事」を生み出して挿入しているんだ

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↑旦那のお弁当これってすごくない?

昼食を用意するタスクに

 

・みかんに魔除けの目を描く

・夫が愛する自分の写真を貼る(しかも日替わり)

・ダンテのポストカードにバラを括り付けて、入れとく(これも日替わり)

 

愛する人に、自分がいいと思うものをここまで表現してあげられるのってすごいよね。

パターソンが教える人生の魔法

パターソンは「普段は普通の労働をしながら、詩を書く男」の物語です。

「いやお前、そんなべっぴんさんと住んでたら幸せだろうよ」って話だけど

 

その幸せを噛みしめる人間って素敵だし、これは努力の産物だよね

よく「人生の変え方」・引っ越す・恋人(配偶者)と別れる

なんていうのあるけど、

 

やっぱり日々の生活から楽しみを自分なりの方法で表現していく、ってことでしか人間の負のスパイラルからは逃れられないと思うのよ

そんな超哲学的で可愛い『パターソン』は

労働を辞められない私のための魔法のような映画